どうもこんばんは。
終ヴィルFDをやっとこさクリアしましたぁ~~~~~~
長い!FDの長さじゃない!すぐ終わるやろ〜って思ったらまさかこんなに時間がかかるとは…
基本的には楽しめた点も多いものの、気になることもあったので、つらつら書いていきたい。
無印をプレイして惜しいな〜って思ったところがあって、アンクゥ(アドルフ)はセレスを助けるために過去へと飛んだけど、タイムマシンの描写が少なくて、呪いが解除されて開国して、シアンが外の技術に手を出すようになった…のは分かるんだけど外の世界行ってそんなすぐ過去に飛べるものなの?と思ったのでそこらへんの描写が欲しいな…と思ってたのだが、最後まで無くて残念だった。
ここから内容のネタバレに入ります。嫌な人はブラウザバックお願いします!
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このFDはいくつかのコンテンツがあり、
①短編集
②前作の途中から派生したifエンド
③各キャラ救済・絶望エンド後日談
④漂流者の物語
⑤アンクゥを攻略するルート
順番に感想を述べていきたい。
1.side story-interlude-(短編集)
キャラクターたちのほのぼのとしたものもあれば、絶望エンドのもう片方(CGが無い方)の後日談のショートストーリーもあり、40本以上?それなりに本数もあって楽しめることができた。ライターのテキストが読みやすいため、サクサク進められた。
セレスの誕生日の話と、アドルフとアンクゥとセレスが相合傘する話好き。ここのCGがマジで優しい世界でよい。アンクゥがアドルフだった頃の過去に飛ぶ前の話も良かった。
アンクゥの物語をクリアすると、解放される物語があるのだが、いやスピ姉ちゃんさぁ…😭ただの傭兵だと思ってたよ。スピネル救済エンド無いとかひどすぎないか?
2.Side End -Encore-(派生したifエンド)
これは正直死ぬほど中弛みした。
どのキャラクターも、もしここでこうなってたら終わり方がこう違かった、というエピソードなのだが、正直焼き増し感というか、終わり方はそれなりに良かったけど、一度全クリしてるので前ほどの感動とか驚きもそうないし、同じ文章読まされてなかなかしんどかった…セレスの正体とか何度も何度も明かされてもうお腹いっぱいだ…という気持ちになった。もちろん面白い要素もあった。早い段階でセレスのアレロパシー能力に気づいてセレスを実験に使うシアンさんのifエンドとかはマッドサイエンティストを貫いていたけどシアンさんなりに「セレスの命を無駄にしない」という意志が感じられて良かったし、イヴとセレスがリライバーの実験体としてまた出会うifENDも好き。あとマティスの心中EDとリュカ先生の天寿を全うEDとか。アドルフのifエンドは無能感あって笑った。好きだけどね。ホント最後の展開はいいものばかりなのに惜しいなぁ…ネタがいいのだからもう少し見せ方を変えれば良かったのにと思う。
3.virche de La coda -Emotion-(絶望・救済EDの後日談
絶望EDの後日談は、無印の特装版の冊子に収録されてたssに絵と音をつけた感じ。一度読んでいるので特に語ることはないが、マティス絶望ED後日談の強制堕胎エグみあってすき。
☆救済エンド後日談
本編の終わり方の後日談だったが、まだアドルフとシアンさんは分かるが、リュカ先生とイヴどうすんの?続けようなく無い?と思っていた。案の定リュカ先生EDはしょっぱなから冥界なの笑っちゃった。ネタ枠すか?w
イヴ救済エンド後日談はあのまま二人で洞窟で残り少ない余生を生きていくと思ってたから、呪いを打ち破ってリコリスの花畑で結婚!は良かった!!
1年おきにリライバーになるマティスはこれは幸せなのか…?と思ったけど。
言わずもがなアドルフとシアンさんはとても良かった。特にシアンさん。セレスへの愛が溢れてるのよき。あまりにもイチャイチャしすぎてあげて落とさない大丈夫?と思ったけど終始いちゃついてるのが良かった。家デカすぎんだろ・・・・寝不足のシアンさんをどうにか寝かすために布団に誘うセレスちゃんかわいいね~^^
永遠エンドも良いけど、セレスが死んでしまうもう一個の方も好き。子供に「大好きじゃ無い。愛してるんだ」ってセレスへの愛を吐くセリフ好き。
研究服アンクゥ好き。以外と服装のバリエーションが多かった今作。各キャラクターに新しい服装が用意されていたね。
4.Tradition-Drifter-(漂流者の物語)
アルペシェールに漂流した普通の人間、笏木環とタイムスリップしたアンクゥになる前のアドルフの物語。環はイヴのご先祖さんだから勝手にイヴ(CV斉藤壮馬)みたいなシャープな声想像してたけど渋かったのでびっくりした。
正直短すぎてもっと読んでいたい気持ちはあった。アンクゥがタイムスリップしてリコリスを植えるとこの詳細とか。無印の回想でチラッと語られていたけど、やっぱり過去に飛んだあたりの描写が薄くて残念だな~~~
アンクゥの服は環が作っていたのね。裁縫センスすごい。
環の死ぬ間際に久しぶりに現れて看取ってあげるところは死神感あってグッと来た。
思えばアンクゥ√の青い石の伏線はここからであったな・・・・・
5.Virche de La salut -Ankou-(アンクゥ√)
前作はアンクゥを恋愛対象として見るエンドが無く、アンクゥ=アドルフなので表裏一体と言った感じだった。FDで攻略できるのは嬉しいね。
最初からセレスと洞窟で同棲からの無印のアドルフ√に合流してからの中盤新しい話に分岐していく感じだった。ただ違うことと言えば3人目の漂流者の新キャラ・スピネル姉さんが登場している。以前のような力もなく、ただ死なないってだけの無力感を感じていたアンクゥが海に流したリコリスの花で因果(スピネルという武力)を引き寄せたってのがいい。スピネル姉さん強くてかっこかわいい。最強。
基本的に無印の最終章をなぞっていく感じで、この√もめちゃくちゃ中だるみした。常にあ~はいはい見た見た。こいつね。おk・・・みたいな感じ。今更衝撃的な事実でもないし・・・王族がダハトに実験体にさせられて、その結果の肉塊が化け物になって主人公らを襲う・・・・ってのはそれなりにネタ切れ感を感じた。
ラストのスピ姉ちゃんの正体バラしで帳消しになった。ずっと探してたのか・・・命に代えて守るってそういうことかぁ。ウルっときた。
何気にカプシーヌの株がちょこっと上がった√でもあった。「お前だけなんだ、私がいいと言ってくれた奴は!」ってセリフすこ。スピネル姉さんがもう少し早くアルペシェールに来てればカプシーヌも違ったのかもしれないなあ。
この√はおとぎ話にはおとぎ話をぶつけてやるよ!的な終わり方良い。人外と子供を作る展開is良い・・・また次のセレスがアンクゥと出会い、そのまた次のセレスが出会ってまた恋をする…それを見守るアンクゥ。もちろん毎回そうとは限らないけど昔から結ばれた運命って終わり方は好き。アンクゥEND救済endの後日談のCGめちゃくちゃ神秘的でよい。
★総評
はっきり言うと期待しすぎたのでシナリオや演出面でちょっとがっかり感はある。
このキャラクターのあの後気になる!!みたいな気持ちでプレイすればよかったのかな~と。シナリオ面を期待しすぎて大きく肩透かし食らってしまった。
無印で読んだ似たようなシナリオが多いって前情報を入れとけばそこまで中だるみしないのかな~なんて思ったりした。でもまぁifエンドも救済endの後日談も過程はともかく終わり方は楽しめたのでヨシ!まだドラマCDとオトメイトスイートBOX特典とステラ冊子読んでないので、読んでまた思い出したことあれば書きます。では!
ステラも受け取ってきたのでこれにてドラマCDマラソン終了 pic.twitter.com/P5cVtqOC0U
— モケ🐇🐈 (@nekonekocojp) 2023年9月12日